クーラーが壊れて熱帯夜
今週のお題 私の夏休み
クーラーが壊れて、数日たったこの頃。7月上旬はまだ我慢できたのだが、正直今はきつすぎる。もう数日したら実家に帰るので、修理を依頼することもできず、耐え凌ごうと思っていたのだが、予想以上に夜の暑さは強敵だ。
日中は学校にいるので構わない。問題は寝るときだ。窓を全開にし、扇風機をガンガン回しても、暑さがまとわりついてくる。そのせいか、最近何度か、いきなり夜中に目が覚めた。熟睡には定評があるのに、ショックである。
一度起きると、再び眠ることができず、そのまま起きて、読書したり、映画を見たりしている。5時になると、空が明るくなってくる。とてもきれいなので、外を散歩したりした。静寂の中、セミが遠くで鳴き始めるのは、夏の朝という感じがして好きだ。
小学生の頃、普段朝は、学校に行かなきゃいけないという、嫌な時間帯だった。でも夏休み中の朝は別だ。「今日これから何でもできるんだ!」という希望に溢れ、咲き出したアサガオ、聞こえてくるラジオ体操の音色、眩しい日差し、すべてが魅力的に感じたものだ。
もっとも今は、大学生という身分上、子供のときのように夏休みに感謝することもなく、なんなら毎日休みといっても過言でもない毎日を過ごしている。もちろん、やるべきことはたくさんあるが、ヒトに強制されるものではないため、自分でスケジュールを決めることができる。どちらかといえば、「週7日が、全部休みであり、勉強である。」と言えるかもしれない。要するに、休日と平日の区別があまりないのだ。
セミの声がジリジリと聞こえるなか、いつも通り学校にいく今日この頃。
家に買えると暑いので、夜まで研究室に残り、冷房の恩恵に預かる。とはいっても、大学も省エネの波が来ているようで28度以下に設定するなと書いてある。正直、暑い。
昔はこんなに暑かったっけと思い出しながら、ナスの煮付けを食べる。
子供の時jのように、きらきら輝いて見える夏休みは、もう来ないのかもしれない。
だけど、この時間を、精一杯生きていくことが大切なのだと自分に言い聞かせる。