一人暮らしのための朝ごはんのすゝめ

突然ですが、みなさん朝ごはんに、いつも何食べていますか?

「お母さんと作るごはん、味噌汁と昨日の残ったおかず?」 いいですねえ~、今はなんとも思っていないかも知れませんが、一人暮らしを始めるとその有り難さに気が付きますよ。「朝からなんて良いものを食べていたんだ!」と。

 

大学生や社会人になって一人暮らしを始める人も多いと思いますが、その中で苦労することの一つが、毎日の朝ごはん! 特に家事初心者にとって、毎朝起きてきたら勝手に?できてるのが当たり前だと思っていたあさごはん。寒い中起きて、朝ごはんを作るのが面倒くさいこと面倒くさいこと…。両親の偉大さに気づいて、涙をこぼすことでしょう。

 

かくいう僕も家事初心者。一人暮らしを初めるまで、ろくに料理を作ったことがなく、カレーを作れるかも若干怪しいやつでした。記念すべき第一号料理、絶対に失敗しないと言われる野菜炒めが、あんまり美味しくなかった残念な黒歴史があります。

 

しかし、何年か一人暮らしをしていくにつれ、段々と生活のノウハウが身についてきました。といっても、美味しい料理ができるようになってきた!ではなく、「如何に節約・面倒臭くない自炊をしながら、かつ味覚とお腹を満足させられるか」ということに磨きがかかってきました。

朝ごはんはその日のの体を動かすための燃料です。知り合いでもたまに、朝ごはんを抜いたり、お菓子で凌いでいる連中もいますが、僕はそれには反対です。ご飯を適当にしていると、体にも悪いし、精神的にも生活そのものがテンションダウンすると思うのです。なにしろ、食べないと人生楽しくない!食べているときが幸せな時間の一つである僕にとって、お金と時間の節約の対象に、ご飯を削るというのは考えられない選択肢です!

そこで、今回は、どれだけ朝ごはんが毎日の生活の上で重要なのか、これから一人暮らしを始めるような家事初心者のために、朝ごはんを食べたくなるような根拠を紹介していきます。

 

1,そもそも朝ごはんって食べなきゃだめなの?

1-1 朝ごはんを抜いたときのデメリット

1-2 朝ごはんを食べるための知恵

1-3 朝ごはんでとるべき栄養素

 

 

 

 

 

 

1-1 朝ごはんを抜いたときのデメリット

 

朝ごはんを抜くのは、絶対にやめた方が良い!

 

かなりの確率でいるんですよね。特に大学生。実家ではお母さんに食べなさい!といわれ渋々食べていた人も、一人暮らしを始めれば言ってくれる人もナシ。朝ごはんをちゃんと食べていた人も「やばい二度寝した!一限目遅刻だ~」など日常茶飯事な?大学生活において、朝ごはんを食べる時間がないことも多いでしょう。

実際、朝ごはんを食べないと無理タイプだった僕も、大学一年生のときはギリギリに起きたせいで、食べずに学校に行くときのしょっちゅうありました。やっすいロールパンをとりあえず口に入れて、登校することもありましたが。

 

朝は時間ない…食欲ない…という人も多いでしょう。だけども、朝ごはんは一日を健全に過ごすために絶対に必要です!

朝ごはんを食べないとこんなデメリットがあります。

午前中、頭が働かない

朝食べた炭水化物は分解され、グルコースとなります。グルコースは体を動かすためのエネルギー源として使われるもの。午前中は一日で最も頭が働く時間帯と言われていますが、このとき朝ごはんを食べていないと、グルコースが不足し、集中力に欠けてしまします。最悪貧血で倒れることも。

 

・体のリズムが狂う

人は起きてすぐはまだ、体が活発に動いていない状態です。ご飯が胃に入ることで脳にシグナルが行き、活動時間に入ったと認識します。眠っていた他の器官や脳自体も刺激を受け、活発に動きはじめます。人の体は毎日同じリズムで生活することを好むのですが、時々朝ごはんを取らない日があるとその日の生活リズムが崩れ、体が100%の力を発揮できなくなります。

 

・太りやすくなる

「えっこれ逆じゃない?食べなかったら痩せるでしょ!」と思われる人もいるでしょうが、実は朝ごはんを食べないと太るのです。理由は体のメカニズム。私達の体は極度の空腹状態に置かれると、体の危機を察知して、より食べたものを吸収しようとするのです。特に体に残るのは脂肪!空腹な状態で昼ごはんを食べると、普段より余計な脂肪分まで体に残そうとし、結果的に朝ごはんを食べるときより太ります。お相撲さんが、一日二食なのは有名な話ですが、太るためにこういう理由があるのですね。ダイエットの面からみても朝食抜きは不合理。お相撲さんになりたい人以外は朝ごはんをしっかり食べましょう。

 

 

1-2 朝ごはんを食べるための知恵

 

とはいっても朝ごはんを食べたいけど食べられない人もいますよね。「朝は喉を通らない…」「朝弱いから時間ない…」「朝ごはんを買うお金がない…」等々。最後の問題は、他に譲るとして、前2つは、どちらも改善できることです。

 

食欲がない

分かります、僕も中学生のときは全然朝ごはんを食べられませんでした。学校に行きたくないというストレスと、起きたばっかりで固形物は入らないと思ってました。食べたくないときに無理やり食べるのはある意味拷問に近いですよね。水曜日のダウンタウンでも、何十時間か、絶食かずっと食べさせられる、どっちが辛いかを検証する説をやってていて、無理やり食べるほうが、圧倒的にきついということでした。頑張って食べようとするのですが、もう限界…。見ているこっちまでが吐きそうになりました…。

正直、食欲がないのに食べるのはよくありません。しかしちょっとした工夫によって食欲は作れるのです。自分が実際にやっている習慣をご紹介します。

・起きて1時間は朝食は食べない。

「そんな時間空けたら、時間ないよお」という声が聞こえてきそうですが、

「甘えるな!はよ起きろ!」と言いたいのをこらえて、あとで早く起きる方法についてもちょっと解説します。(朝に弱く、3度寝、4度寝の常習犯だった僕が言える立場ではないですが)

起きてすぐ食欲がないのは当然です。まだ胃が起きてないのですから。「人が頑張って起きてるのに、まだグウスカ寝やっがって…」と胃に怒っても効果がありませんので、胃を起こす必要があります。それは実は簡単で、起きてコップ1杯のお水を飲むことです。これにより、胃に刺激が入ることで運動を始め、食べ物を受けいれる準備が整います。

水を飲むと段々お腹が空いてきますが、ここはあえて体を焦らします。「ほう、なにか食べたいか。現金なやっちゃ。でもまだ食べ物は与えてやらんぞ」というように。目が冷めてから、朝ごはんを食べるまでが頭が冴えわたるゴールデンタイムの一つ。この時間帯に頭を使ってやることは終わらしてしましましょう。一段落ついて、食欲もピークになったタイミングで朝ごはん。空腹は最高のスパイスであるとはよく行ったものですね。

びっくりするくらいご飯が美味しく感じられるでしょう。

 

・朝ごはんを食べる時間がない。

これを改善するための解決方は、残念ながら一つ。そう、早く起きることです。僕は大体家を出る時間の3時間前には起きます。一時間目があって、家を出るのが8時30分だとすると、5時30分ですね。相当早く感じる人もいるでしょう。しかし3時間も早く起きる必要はありません!朝起きてコップ一杯のお水→身支度などする(1時間)→朝ごはん(15分)→最終準備(15分)とすると、起きる時間は、出発の一時間半前で良いのです。これなら出来そうですね!(多分)

 

 

1-3 朝ごはんでとるべき栄養素

 

朝ごはんを食べる習慣は身につけたとして、では一体何を食べれば良いのか?ヨーグルトとプリンで良いのか?たまに女の子で、そんなので足りる?という人もいますよね(チョコ一個とか)結論からいえば、朝は炭水化物を絶対取るべきです!

上でも書いたように炭水化物は、体の中で糖分となり、グルコースとなりエネルギーとして働いてくれます。朝はこれらを補給するのが一番大切!ごはん、パン、麺(あんまりいないと思うが)…、スムージーとかバナナだけとかではなくて、とりあえず炭水化物を少しは含めることを心がけましょう。

また一杯のコーヒーを飲むのも非常に良いですね。

 

 

 

朝ごはんを食べると、驚くほど毎日の調子が良くなります。朝ごはんをちゃんと食べるには、朝早く起きる必要があるので、早起きをする習慣もにつきます。またみなさん経験あるかも知れませんが、寝る前に間食するとそれが胃に残って朝に食欲が出なくなります。夜につい、食べちゃう…という人も、明日の朝、美味しく朝ごはんを食べるために我慢しようと思えが、控えられるのではないでしょうか。

夜中は、すべての食物が美味そうに見える誘惑タイムです。この時間のポテトチップス、ラーメンは魔物のように感じます。保存していた食材もあっという間に消滅、、、。こんな事にならないためにも、今食べたら朝ごはんが食べれなくなる、明日の朝になったら食べてもいいから、今日の夜は我慢!言い聞かして布団に潜り込むことが大切でしょう。

 

朝ごはんはいいことづくめ!ぜひ皆さんも明日から朝ごはんのある毎日を送ってみませんか。

 

読んでくれてありがとうございました!!